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徳島県防衛協会

協会概要overview

会報特集「望映鏡」近藤 宏章 会長

全国防衛協会連合会会報第115号(23.7.1)掲載

今こそ会員増強を

東日本大震災における自衛隊の救援活動は日頃から自衛隊を応援している立場として非常に誇らしいものであった。

未曾有の大災害に対して、10万人体制で救援活動を展開し、捜索活動及び生活支援に取り組む姿は力強さの中にも被災者のニーズに合わせたきめ細やかな心遣いがあり、多くの国民に感動を与えたのではないだろうか。

震災から数ヶ月余を経たが、震災の日の光景は未だ脳裏に焼き付いている。

何気ない日常風景が津波に飲み込まれていく様は、古来より何度も南海地震による津波被害を受けてきた徳島に居住する者にとっては決して他人事ではない光景である。

周知のとおり、近い将来に東南海・南海地震の発生が予想されている。

いつか我が郷土が津波によって甚大な被害を受けるのではないかという不安は増すばかりである。そのような不安を払拭してくれるのは自衛隊しかないと確信している。

平成24年3月に徳島県阿南市に陸上自衛隊の駐屯地の開設が予定されている。

徳島で陸上自衛隊の駐屯地ができることは初めてのことであり、県民にとっては待望の駐屯地開設である。

しかも災害派遣で大いに力を発揮してくれる施設部隊が移駐することは非常に心強いことである。

今後も防衛協会の会員増強を推進し、新駐屯地が円滑に徳島に根付いていくよう、積極的に協力していく所存である。

また、全国的な視野においても震災により、防災への意識が高まった今こそ、会員増強を推進し、自衛隊への協力基盤の育成に努める時ではないだろうか。

国際情勢においても、多くの不安が依然として残っている。

北朝鮮による拉致問題はいまだ未解決のままである。また、軍事力拡大を続ける中国に対して、多くの国民は不安を感じている。

このような時代だからこそ国民の自衛隊への期待も増しているのだろう。自衛隊がこの期待に応えられるよう、防衛協会は支えとしての役割を担わなければならない。

最後になったが、災害派遣活動で大活躍された隊員及びその隊員を後方で力強く支えてこられた隊員の方々に、心からの感謝と敬意を表して擱筆とさせていただきたい。


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